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大学の技術・ノウハウ

クラスレートハイドレートを用いた新規技術の開発

組織名 琉球大学 工学部 安田 啓太 助教
技術分野 環境/有機化学/無機化学

 本研究は「クラスレートハイドレート(以下ハイドレート)」という水がゲストと呼ばれる物質と作る氷状の化合物に関するものです。ハイドレートは、水分子が籠状構造を作り、その中にゲストを閉じ込めることで生成します。本研究では、この「ハイドレート」を人工的に生成・分解することで、様々な場面への転用について研究しています。ハイドレートはその特性から二酸化炭素の分離技術や海水淡水化技術への応用が検討されて...

腰部ハンガー反射を用いた歩行ナビゲーション

組織名 国立大学法人電気通信大学 大学院情報理工学研究科 梶本 裕之 教授
技術分野 その他、ものづくり

Google Maps のような歩行ナビゲーションツールは目で見てナビゲーション情報を解釈するというプロセスが必要です。これを実際に歩行中に用いる場合、ユーザの注意がナビゲーション情報の解釈に割かれ、実環境における安全確保に割く注意が減るという問題点があります。これを解決するために、梶本研究室ではこれまで情報の解釈が不要な歩行ナビゲーション手法の 1 つとして、不随意な回旋運動の生起を特徴として持つハンガー反...

画像品質値を人間の主観と同等の精度で評価・出力するニューラルネットワークアルゴリズム

組織名 埼玉大学 理工学研究科 島村 徹也 教授
技術分野 IT

画像品質の評価は、今までは多くの人間が主観的に評価し、その評価結果を統計的に処理して数値化しており、その作業には多くの作業工程が掛かります。本研究室では、ニューラルネットワークを用いて人間の主観と同等の精度で出力するアルゴリズムを研究開発しています。即座に出力でき、光の影響(影、照明など)や圧縮などの画像品質低下要因の分析も可能です。また、動画・音声の品質評価へ適用できる可能性があります。例え...

FRIT(データ駆動型制御器チューニング方法)の研究

組織名 国立大学法人電気通信大学 情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 金子 修 教授
技術分野 IT、ものづくり、新エネルギー/省エネルギー

 高度な制御を行うには、高い制御ノウハウを持った人材が、大量の入出力データをもとにして最適な制御器を設計・製作することが一般的です。それに対し、一組の入出力データのみで高精度な制御器を設計できる制御手法「FRIT」を研究しています。FRITはオンライン学習が可能であり、例えば人の動作特性にあった制御器へリアルタイムにチューニングすることができます。そのため、一般的な制御器の設計への適用はもちろん、人工...

高分子シート担持型パラジウム水素化触媒

組織名 国立大学法人 電気通信大学 基盤理工学専攻 脳科学ライフサポート研究センター 牧 昌次郎 教授
技術分野 環境/有機化学/無機化学

 パラジウムを用いた新しい水素化触媒を研究しています。1)加水素分解反応を伴わない水素化反応、2)置換数を選択可能な水素部分添加、3)繰り返し利用が可能(リユース)、4)触媒使用量の低減(リデュース)、5)回収・再活性化が容易(リサイクル)、6)低発火性、7)量産が容易、8)低価格、を実現しています。有機合成反応、脱硝触媒(NOxの還元除去)、脱硫触媒、電極材料などに活用可能です。本技術の実用化を...

ドップラ速度及び多重散乱波を用いた悪天候・見通し外でも劣悪環境下でも適用可能なマイクロ波・ミリ波レーダイメージング技術

組織名 国立大学法人電気通信大学 情報・通信工学専攻 木寺 正平 准教授
技術分野 IT、ものづくり

粉塵・暗闇・高濃度ガス・強い逆光等の劣悪な環境下では、通常のカメラやセンサでは救助者や障害物などの検知性能が劣化してしまいます。本研究では、UWBレーダにRPM(Range Points Migration)法という独自技術と人体のドップラ―速度の推定技術を組合せ、劣悪環境下でもリアルタイムかつ高精度に目標対象物・障害物を検知します。透過性が高く地中埋没物などの資源探査にも応用できるため、救助・資源探査用ロボットセンサや見通...

マイクロ波レーダとトモグラフィ技術による安全かつ低コストな乳がん簡易スクリーニング技術

組織名 医工連携/ライフサイエンス, 国立大学法人電気通信大学 情報・通信工学専攻 木寺 正平 准教授
技術分野 IT

乳がん検査にはX線マンモグラフィが利用されていますが、人体被爆や乳房圧迫による強い痛みを伴うため、受診率は15%程度に留まります。より頻度の高い簡易乳がんスクリーニング技術として、がん細胞の複素誘電率が正常細胞と異なる原理を利用したマイクロ波マンモグラフィ装置を研究しています.同画像化には、RPM(Range Points Migration)法と言う独自のレーダ技術とトモグラフィ技術を組合せ、また機械学習などを導入するこ...

レーダ方式とトモグラフィ方式を融合したマイクロ波コンクリート内部非破壊検査 ―複素誘電率による空洞・腐食識別―

組織名 ものづくり, 国立大学法人電気通信大学 情報・通信工学専攻 木寺 正平 准教授
技術分野 IT

道路・橋・トンネル等のインフラの老朽化は国土強靭化戦略と密接に関連する喫緊の課題であり、老朽化状態を点検する非破壊検査技術が注目されています。本研究では、特にコンクリート等の構造部材の内部状態(空洞、水分の分布)を高精度かつ効率良くメンテナンス点検するための技術として、UWBレーダにRPM(Range Points Migration)法という独自技術とトモグラフィ技術を組合せた非破壊検査法を研究しています。特にトモグラフ...

表皮から5-6cmの深さまで可視化可能な高感度インビボイメージング用発光材料

組織名 国立大学法人 電気通信大学 基盤理工学専攻 脳科学ライフサポート研究センター 牧 昌次郎 教授
技術分野 医工連携/ライフサイエンス

細胞内のタンパク質などを蛍光物質(バイオプローブ)で光らせ、病態の発生過程をリアルタイムで観察する「バイオイメージング」が近年注目されています。本研究ではホタルの発光原理を生かし「表皮から5-6cmの深さまでイメージング可能」な生体の窓領域(650 nm ~900 nm)で発光ピークとなる発光基質を開発しました。中性かつ高溶解性で使いやすく、脳や肺など血流量が多い部位も分析できます。腫瘍学・再生医療などで使用で...

MEMSプロセスを用いた近赤外領域等で適用可能な超小型分光器

組織名 国立大学法人 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 菅 哲朗 教授
技術分野 その他、ナノテクノロジー、ものづくり

MEMSプロセスを利用した小型分光器について研究しています。対象の波長帯域は設計次第であり、例えば1200nm~1500nmの近赤外領域において20nmごとの分解能で分光することができます。可視光領域やより長波長域における分光方法も検討しています。小型分光器のサイズは厚さ数mm、縦横1cm程度まで小型化の目途が立っており、スマートフォンなど携帯機器にも分光器を搭載可能となります。製造プロセスが簡便でコスト性・可搬性にも...

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